星から見るメンタルの傾向
自分のメンタルが潰れがちなもの、回復するものを前の記事で列挙した。
共通点を分析してみる。
ところで私の趣味の一つは占星術で、独学でいろいろと勉強している。
私は占星術は自分の属性を知るかなり確度の高い手段だと思っている。というのも、「無自覚だったが星によると得意とされること」に注力したとたん仕事での成果がめっきめきに出るようになったからだ。
あまりにも当たり前すぎて得意とすら思っていなかったことを「自覚する」ことの凄まじさを知った。これについてはまた別で書きたい。
簡単に言えば、「ポケモンリーグで優勝したい」と思ったゼニガメがヒトカゲの真似をしてかえんほうしゃを練習しても無駄ということだ。ハイドロポンプを練習すればすぐに強くなるのに。占星術は、そういう風に自分が何属性なのかを知って生きやすくするためのものとして私は解釈している。ゼニガメなのにヒトカゲの真似をして一生懸命かえんほうしゃを練習して、自分は全然だめなやつだ…と私は長らく思っていた。適材適所とか個性を活かせとよく言うけれど、自分がどんな「材」かわからなければ適する場所に行けるかはガチャでしかない。
さて、超ざっくりいうと占星術での星座は、生まれた日時に生まれた場所から見て太陽系の星がどこに位置していたかで決まる。
個人にかかわる星は太陽・月・水星・金星・火星。
私の場合は太陽(フォーマルな場での顔)と火星(仕事や行動)が乙女座、水星(コミュニケーション)と金星(美的感覚)がてんびん座、月(本来の自分)が射手座だ。
私が潰れるのは乙女座・てんびん座・射手座が不快な時。
- 整理されていないこと。
- その空間に居心地の悪い人がいること、スマートじゃないこと、美しくないこと。
- 未来が見えない(考えたところでさっぱりわからない)こと、興味のないものを強制されること、掘り下げを許されないこと。
- 宮(星座の属性みたいなもの)で考えると圧倒的柔軟宮なので、0から1を生み出す仕事も10を10で維持する仕事も向いていない。乱数を整数にしたり、アレンジすることのほうが得意なのだ。
とにかく得体のしれないヘドロの塊を持っていないきゃいけないのがストレスなのだ。本当に触りたくないけど触って洗わないとずっと臭い。つらい。
逆に回復するときの共通点。
- 心身を温めること
- 整理されていること(余白があること)
- スマートなこと
- 心行くまで旅
温めるのもスマートな温め方が良い。
身内との時間は(身内というその人自体が)いつもスマートだし、温泉は気持ちいいだけでなくたいてい美しい。風情があったり、情緒があったり。そもそも風呂がでかくて効能があるってだけですごいのだ。
また、旅行オフとかジャンルに命を懸けるとか孤独観光とか、これらの共通点は心行くまで興味の対象に突き進みひたることだ。これは12ハウスの月射手座も9ハウスに3つ固まる天体も大喜び。射手座は興味の対象に向かってかっとぶ。それを無理くり押さえつけられるのは心の底からストレスなのだ。
あいにくのコロナ禍、私の射手座もさすがに元気を失ってきているのだろう。
元々人混みが嫌いなのであらゆる人数制限は大歓迎なのだが、思い立った時に思い立ったことをするのが生きがいの身としては、その範囲が家の中だけに限定されるのはいささか窮屈だ。しかしそこで不要不急の外出をしたりはしない。整理屋の乙女座と、スマートを愛するてんびん座が「それは美しくないよね」と言っている。(私の価値観であって、そうでない人をディスる意図は全くない)
ともかくできるのは、
- 22時台に寝る
- そのためには20時までに夕飯を食べ終わる
- 在宅の日は8時始業を目指す
- 不調な時は暖かいものを食べ、身体を温める
- 本能に従ってその時やりたいことをする
そんなところだろうか。