つきとかみなり

いろんな趣味の覚書き

なんもない穏やかな月曜日

人間は皆二律背反を抱えて生きる生き物だと煙ちゃんは言った。

 

 

 

 

珍しく1件も打ち合わせがなく、1本も電話がない月曜日。

オフィスには数人、雑音もなし。

なんて穏やかなんだろう。

 

仕事が嫌すぎて日曜の17時くらいから暴れ出したくなるのを堪えているのだが、何もない月曜に出社することのなんと穏やかなことか。これは発見だった。

多分同じく何もない日でも在宅だったらだらけてしまう。私は衆人監視の目がないとどうもだらけてしまう。学生時代からずっとそうで、家だと勉強ができない。監視されながら自習するためだけに塾に会費を払っていた。本当は在宅でもうまく過ごす方法はあるのだろう。外で仕事をしたり、昼食だけ外食したり。ところがどっこいそれを許さぬコロナの大都市。仕方がないけどメリハリがない。

 

普段なら打ち合わせが多ければ会社に来て、作業が多ければ在宅にするのだが、この穏やかな1日は新鮮でありもしかして、と思った。

打ち合わせラッシュの日こそ在宅をして、何もない日ほど出社する。これぞこの制限された環境でもメリハリをつける真理では。

ちょっとしばらく試してみよう。

 

今日はさらにうまく行ったことがもう一つある。

私はこの連休中もメンタルが不調なことを自覚していた。そんな中朝から上司と仕事の調整。上司の細かな指摘がささくれだった感情に障る。普段ならなんともないレベルのことなのに。

しかし私は不機嫌をあらわにすることはなかった。「普段なら気に留めないこと」だと分かっていたので、努めて「普段通り」にしたのだ。すると怒りはコントロールできた。初めて意図的にイライラを抑え込み打ち勝ったという実感があった。達成感がすごい。やるやん…これは今後も使えるかもしれん。

今日の私のコンディションはどうなのか。それでもうまくやるには?己を知り敵を知れば百選危うからずとはよく言ったものだ。「己」すらも毎日別人なのかもしれない。新鮮に向き合おう。

 

爆落ちメンタルは私のせいではないのだ。世界はどうにもならないことに囲まれている。爆落ちな自分を受け入れて、爆落ちなりに無理しないことを心掛けるのみだ。